
2012年初診時年齢11才、現在高校3年生の男子が来院した。
骨格的に厳しい反対咬合と先天欠如7歯とかなり難しい。
長期に観察してきたが昨年7月より術前矯正を開始している。
ただ術前矯正と言っても難しい。
その理由は先天欠如が7歯あり、反対咬合ででとても深いかみ合わせになっている。
そこで大分前に義歯のようなスライディングプレートを入れて咬合高径を確保していた。
それによりある程度噛みことができていた。
しかし義歯を入れていると言うことと矯正することは相反している。
歯が動けば義歯は会わなくなる、義歯を合せて使えるようにすると歯が動かない。
この矛盾の中で術前矯正を始めたいった。
合わなくなるのを承知で義歯を削っていって一部の歯を動かしたりした。
そして1年あまりが過ぎ、ある程度まとまりかけているがどこを術前矯正の終わりにすれば良いかよく分からない。
そんな中で手術日が決定した。手術していただく横浜労災病院はとても予約が詰まっていて8ヶ月先だという。
そこで来年2月に仮予約したそうだ。
そう決まればそこまでにできることで術前矯正を終わるしかない。
終わりの形をイメージしなければならない。