マルチブラケット治療の後半ではゴムをかけてもらうことがある。
ゴムかけをお願いしても協力が悪く思うような結果が出せないこともある。
今日はそのことではなくゴムかけ方について問題があった。
通常の典型的なⅡ級ゴムやⅢ級ゴムのかけ方なら分かりやすいが、そうばかりでもない。
大きさの違うゴムを左右臼歯部や前歯部に何本かかけてもらうこともある。
分かりにくいため歯列の絵を描いて歯科衛生士がメモのように渡している。
いままでそれを複写式にはしていなかった。
もちろんカルテにはかけ方を図示して書いてある。
そこへ午前中治療した患者さんからゴムかけ方について電話で問いあわせがあった。
電話ではなかなかかける部位の説明が難しい。
そこで、写真を撮って送ってもらうことにした。
そのことではっきりと現在ゴムをかけているところがわかった。
その写真を加工して別の部位にかけることもわかりやすく指示できた。
こんなことはのコロナ禍以前からできることだが、最近はリモートへの意識が高まっていた。
前にも書いたが動画で初診や診断が可能であることは確かだが、実際に行われる日も近いのではないか。