先週の香貫小学校検診の残り、1、5、6年生を検診してきた。
先週の疲労はもう回復していたが、けっこう検診はくたびれる。
がんばって、検診しているが、ほんとうに虫歯は少ない。
きょう300人くらいの口の中を診たが永久歯の虫歯があったのは数名だ。
それに比べて不正咬合は多くなってきているような気がする。
矯正装置も見かけたが、以前より少ない感じだった。景気が影響しているのだろうか。
また下顎前歯の先天欠如が目立って多かった。これにあたるとでの歯が欠如している部位を決めることがとても難しい。
前年のデータを参考にしたりして決めるが、時には前年には欠如の記録がなかったりする。
集団検診の環境の悪い中での検診なのでやむを得ないとも思うが、正確に検診で来ていなかったことを反省する。
それでも何年か見ていくとだいたい正確な部位に落ち着く。今日の検診ではそのことが一番気になった。
顎の退化とともに歯数も減少しているのだろうか。その辺は研究者に任せるとしても検診の現場ではそこで流れが止まって時間が経ってしまうのが困る。
それが即不正咬合というわけでもないが、これから問題になってくるのではないだろうか。