2020年の終わり頃から左下8を起こしている患者さんが来院した。
40代後半に女性で静岡医療センターから紹介されてきている。
左下7が抜歯され傾斜し未萌出の智歯を並べるか、抜いてインプラントかから始まった。
矯正治療は長いことを十分に説明したうえで矯正治療を選んだ。
あれから毎月ワイヤー交換したり調整したりしてきた。
だんだん2年が近づいている今日、その歯は左下6と接している。
また左上7と咬合している。
まだ少し近心傾斜しているがほぼ目的のようになってきた。
矯正装置はうっとしかったろうに、急患で何度も来院したこともあった。
よく通ってきたものだ。その熱意が結果に繋がってきたのだろう。
今日は近心傾斜の改善づる曲げをワイヤーに入れた。
来月結果がでていれば装置撤去も可能となる。
どんな保定にしようかと考えている。やはり保定をしないと戻ると思う。
近心の左下6とフィックスだリテーナーで繋ぐことになるだろう。